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2011年10月5日水曜日

危険な飼料添加物の集中摘発

山の黄葉   油絵







何でもありの中国で、農薬やホルモン剤などの

過剰投与がしばしば、問題にされている。

最近では、カドミウムを含んだ落花生や農薬

漬けのニラなどが報じられている。

近年、特に問題とされていたのが豚の飼料に

添加すると赤身部分が多くなる働きを備えている

薬剤のクレンブテロール。

「痩肉精」と呼ばれ、組織的に製造、密売され

養豚家は飼料に混入使用するため、消費者に

クレンブテロール中毒患者が多発して問題に。

生産者と出荷検査をする地方の役所、輸送業者、

受入れ側の役所の食肉検査機関などで必要な

書類は、組織性を備えた賄賂網で潜り抜けて、

危険な肉は堂々と有料肉として市場に出る。

中国人の食卓では欠かすことのできない豚肉は

昨年度比で6割も値上がりをし、食料品値上りの

最大要因となり、大きな不満が高まっている。

国民の不満の芽を摘むために放置できなくなり

大々的な組織の摘発を行って、1000人近くを

逮捕したが、メラミン入り牛乳が未だに出回って

いる国だけに、根絶には程遠いことだろう。

 
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