12輪のひまわり 油絵
「カレーの日」とした見出しがあったので、日本に
カレーの日と定められた日があったのかと思った。
調べてみると、30年ほど前の1982年に、全国
学校栄養士協議会が毎年1月22日の給食で
提供する料理をカレーにすることに決めたのだ。
なにか特別な理由か謂れを備えている日かは
判らないが、節分に巻きずしを食べるのと同じで
業界団体が作りだした特別日なのかも。
記事の方の「カレーの日」は、他民族が住む
シンガポールに住みついた中国人が、隣家の
インド人家庭で常時作るカレー料理の臭いが
気に食わぬと騒動を起こしたことによるらしい。
このことがネットへの書き込みなどで広がり、
同じ中国民族のシンガポール人が呼び掛けで
中国人移民への抗議の意味を込め、6万人が
参加するイベントとなったようだ。
8月21日に参加者は家庭でカレーを作って
食べたと報じられている。
抗議を騒動にせず融和を重視する多民族国家、
シンガポールらしい人間味を備えた話だ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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