黄色いアステイルベ 油絵
鹿児島湾は2万5千年前の大噴火の跡にできた
姶良カルデラで、直径が20Kmもある大きさを
備えた火口周囲に桜島や霧島の火山が連なる。
最近、爆発的な噴火を繰り返している桜島では
火口も大きくなっていることが確認されており
吹きあげた火山弾が3合目付近まで飛んでくる
活発な活動を繰返している。
2011年1月に本格的なマグマ噴火が始まった
霧島連山の新燃岳では、その後収まっては
いるが、9月には小さな爆発を起こしている。
火山噴火予知連絡会では、「姶良カルデラ」の
深くに在るマグマが上昇を続けていて、桜島や
新燃岳の噴火の基になるマグマだまりへの
マグマの供給が続いていることを報告している。
この状態が続くと、桜島の大きな噴火だけでなく
新燃岳でも、来年早々にも大きな噴火が起こる
可能性を備えていると推測している。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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