花と花瓶 油絵
福島原発事故による被災地では、生活環境の
安全性の回復に備えた除染作業がやっと本格化。
一方、広範囲にばらまかれた放射線による汚染は
食品にも直接・間接的に大きな影響を及ぼした。
一部のコメで放射線量が基準値を超えたとして
問題視されたが、本検査では異常なしとなって
ひと安心だが、消費者にとっては気が気でない。
当初は野菜が基準値を超えていて廃棄処分に
されたが、最近、原木シイタケが問題に。
事故発生地点から遠く離れた伊豆市で収穫された
乾燥シイタケから、基準値の500ベクレル(Bq)を
超える1033Bqの放射性セシウムが検出された。
だから食べるのは危険だ、とする前にもっと
冷静さを備えた報道が必要だろう。
乾燥シイタケを1kgも一気に食べる馬鹿は
熊ぐらいだろう。
せいぜい、乾燥し物を2~3個もたべれば
満足するはずだ。
静岡県では、茶葉でも同様の事件があった。
基準値以下の安全性を備えていた生茶を加工し
製茶にしたら一部で最大値639Bqを示したので
危険だと大騒ぎになった。
乾燥した製茶を1Kg分を、完全に抽出し、全量を
一気飲みするアホは居るまい。
基準値500Bqの茶葉10gを抽出したお茶を
毎日5杯飲み続けても年間のセシウム137の
内部被ばく量は、0.0119ミリシーベルトに
過ぎず、アメリカ旅行で飛行機に乗るより安全だ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿