山水蓬莱図 油絵
既に咽喉元を過ぎてしまったのか、新型インフルが
猛威を振っていた頃には、人が出入りする施設や
店舗は当然のこと、家庭でも消毒用エタノールの
瓶を備えつけて手の消毒に努めていたものだ。
今では病院の出入り時でも、使用する人は1/3
程度で、一般の店舗などでは備え付けられて
いても使用する人は非常に稀になってしまった。
だが、油断大敵、今年のインフルエンザの流行は
既に型を変えて静かに広がり始めている。
恐ろしい鳥インフルエンザに加えて、気懸りなのが
アメリカでの豚インフルエンザ患者の発生だ。
不特定多数の人へのウィルス感染に対する
頼りになる助っ人が現れたニュースがあった。
太陽だけでなく、蛍光灯やLED照明の光にも
反応して活性酸素の強い殺菌力を発揮する
光触媒の働きを備えたフィルムが開発された。
このフィルムを人が手を触れるドアノブ、手すり
或いは壁などに貼っておくと、フィルムが備えて
いる光触媒の効果で、ウィルスや菌を殺すだけで
なく、組織成分を分解してしまう働きを備えている。
広範囲な感染場所となる施設や交通機関などで
一日も早く実用化されることが期待される。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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