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2011年10月27日木曜日

ノロウィルス中毒に注意

凱旋門のある通り  油絵





寒い季節になると、毎年決まって増えるのが

ノロウィルスによる食中毒だ。

感染すれば、ウィルスは腸内に止まり増殖する。

そして、激しい腹痛やおう吐、下痢が始まる。

一般的には、調理する人の手に付着したウィルス

により感染が広がるが、生カキなどの貝類の

生食により、貝に付着しているウィルスによる

場合が冬場に多い。

特に、生でカキを食べる場合には、生食用に

備えた品質管理が十分されているものを選ぶ

ことが最大の注意点。

保菌者の嘔吐物や糞便が二次感染につながる

ために、処理には注意が必要。

日本では減ってはいるが、中国では井戸水を

通じて感染するケースが多いと言う。

中国食品医薬品安全庁が1000ヶ所を超える

集団給食センターを調査した結果、1.7%の

施設からノロウィルスが検出されたという。

消毒や殺菌の設備を備えていない井戸水を

使用する施設が多いことが原因らしい。

 
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