桜並木 油絵
地球から太陽までの距離ほど離れた外側を、
地球などと一緒に太陽を回っている小惑星。
惑星になりいる損なった大小の岩石群の中から
隕石が地球にやって来ていることが判った。
「はやぶさ」が小惑星の仲間である「イトカワ」
から遥々持ち替え得た「チリ」の分析から、含ま
れている岩石の成分が、地球上に落下した
隕石が備えていた成分と一致したからだ。
地球にやって来た隕石の殆んどは小惑星が
故郷だということに。
大きさが530x300x210mほどで、東京ドームの
15倍ほどの容積を備えているイトカワも以前は
もっと大きな岩石の塊りであったのが、他の
仲間たちとの衝突を繰り返して、今の大きさに
なった証拠も見つかっている。
更には、これから衝突がなかっても、10億年も
すれば、表面が僅かずつはがれて行って、消滅
する運命にあるらしい。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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