ページ

2011年10月22日土曜日

保存料名を表示しない保存料

アンスリウム  油絵






「保存料無添加」の表示がある食品は安心で

安全だと勘違いしているケースが多いと言う。

きちっとした保管体制を備えていれば、元来

保存料など不必要である冷凍食品にも、「保存料

無添加」の表示がされている食品が存在する。

「保存料無添加」の表示が錦の御旗になのだ。

保存料として一般的に使用されていたのが

ソルビン酸であったが、薬品の使用を表示すると

消費者が敬遠するので使用されなくなったという。

ソルビン酸は、人間には毒にはならない薬品だが

食品に付着する微生物の増殖を抑制する働きを

備えた優れものだとされている。

だが、消費者は薬品の表示を見ると、身体には

良くないと判断するため使用されなくなったらしい。

しかし、細菌などの繁殖を抑えるためには、何か

他の代替品が必要となる。

そこで登場したのが、ソルビン酸ほど抑制効果を

備えていないが、法律上、添加物表示が必要ない

「日持向上剤」と呼ばれる添加物。

日持向上剤として使用されるものには、調味料と

して使用されているものやph調整剤などがある。

表示する必要がないとはいえ、保存の効果を

得るため多く使用すれば、健康に良くないことは

当然のことだが、保存料でないので、「保存料

無添加」と表示して消費者を惑わしている。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















0 件のコメント: