ページ

2015年12月15日火曜日

チベット高原 アジア20億人の水源危機

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
カランコエ



フランスで世界195ヶ国が集まって開催している

COP21では、気温上昇幅1.5℃を目標として設定

するのか、努力目標に止めるかと、数字の弄びが

続くが、この間にも世界の氷河の溶解が進み

20億人を超える人々の生活への影響も懸念に。

2014年、ペルーの首都リマで開かれた国連気候

変動枠組み条約第20回締約国会議(COP20)では

雨季なのに雨が降らない現状を憂い、アンデス

山脈の氷河が水源のリマック川が減衰し、流域

800万人が生活に不安が広がると訴えた。

ペルーの氷河は既に22%縮小したと報告された。

今回、亡命チベット政府はヒマラヤ山脈地域の

氷河後退で10億人の生命が懸念され、生態の

維持に備えた保護が必要だと訴えている。

中国政府の調査結果では、チベット高原の18%の

氷河は既に融解し、一部の研究者はヒマラヤ山脈

氷河の大部分は20年以内に溶解消滅すると予測。

更に、深刻な問題は、チベット高原の永久凍土の

40%は近い将来に融解し消滅すると警告。

「世界の屋根」と称されるチベット高原は、総面積

約250万Km2の広さを備え、「アジアの給水塔」とも

称されて、アジアの20億人超に水を供給している。

この給水塔の枯渇が進んでいるのだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










0 件のコメント: