フランスで世界195ヶ国が集まって開催している
COP21では、気温上昇幅1.5℃を目標として設定
するのか、努力目標に止めるかと、数字の弄びが
続くが、この間にも世界の氷河の溶解が進み
20億人を超える人々の生活への影響も懸念に。
2014年、ペルーの首都リマで開かれた国連気候
変動枠組み条約第20回締約国会議(COP20)では
雨季なのに雨が降らない現状を憂い、アンデス
山脈の氷河が水源のリマック川が減衰し、流域
800万人が生活に不安が広がると訴えた。
ペルーの氷河は既に22%縮小したと報告された。
今回、亡命チベット政府はヒマラヤ山脈地域の
氷河後退で10億人の生命が懸念され、生態の
維持に備えた保護が必要だと訴えている。
中国政府の調査結果では、チベット高原の18%の
氷河は既に融解し、一部の研究者はヒマラヤ山脈
氷河の大部分は20年以内に溶解消滅すると予測。
更に、深刻な問題は、チベット高原の永久凍土の
40%は近い将来に融解し消滅すると警告。
「世界の屋根」と称されるチベット高原は、総面積
約250万Km2の広さを備え、「アジアの給水塔」とも
称されて、アジアの20億人超に水を供給している。
この給水塔の枯渇が進んでいるのだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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