中国環境保護部は、12月13日に11月の全国74
都市に関する空気質指数(AQI)状況を発表した。
ワーストワンは、瀋陽市(遼寧省)、次いで邢台市
(河北省)、保定市、石家荘市と大型規模を備えた
国有工場が多い河北省の都市が並ぶ。
寒さに備えて暖房に石炭を使用する東北地方では
11月には入ると大気汚染が顕著になり、1日から
4日にかけては、東北三省(遼寧、吉林、黒竜江)の
36都市のうち34都市で「重度」以上の汚染を記録。
特に、瀋陽市ではPM2.5指数が1400㎍と殺人ガス
濃度を記録している。
12月には入って、7日夜に北京市は大気汚染で
4段階ある警報のうち最も深刻な「赤色」を発令。
8日からは全市で外出や車使用規制も強化された。
14日には、上海市で大気汚染指数が最悪から
2番目の「重度汚染」となり、警報が発令された。
北京市は18日に、重度の大気汚染に備えた予報を
発令したが、20日には在中国大使館が汚染指数
385μgの最悪レベルの数値を公表。
この日は周辺の天津市、河北、河南、山東、山西
4省などの50都市以上で深刻な汚染状態となった。
環境保護省は大気汚染が深刻化な北京市を含む
華北の22都市の官僚向けて、エネルギーや産業の
構造転換の遅れや企業の順法意識の低さに加え、
末端官僚らの公害に対する意識も低く、効果的な
監督を怠っていると怠慢を指摘している。
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