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2015年12月19日土曜日

食事で摂る必要がある「必須脂肪酸」

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
イベリス



身体のエネルギー源として、また体内組織の

生成、維持のためには脂肪分の摂取が不可欠で

あるが、体内で造ることが出来ない脂肪分は

食事で摂取する必要がある。

この、体内で合成されない脂肪分は「必須脂肪

酸」と呼ばれ、「オメガ3」と「オメガ6」がある。

「オメガ3」は、n-3系脂肪酸に属し、中性脂肪を

減らし、善玉コレステロールを増やす。

血栓を防ぎ、血流を良くして動脈硬化を予防する。

また、脳の発達にも係わるとされる。

青魚(イワシ、アジ、サンマなど)に多く含まれ

亜麻仁油やエゴマ油に多く、ホウレンソウや

豆類にも含まれている。

「オメガ6」はn-6系脂肪酸に属して、細胞膜や

身体の組織に働きかける物質の材料となる。

一方、摂り過ぎは肥満に繋がり、動脈硬化

進行させるほか、体内で炎症を起こし、喘息などの

アレルギーの病気や関節リウマチなどの自己

免疫疾患、大腸がんなどにも結びつく。

大豆油やコーン油、一般的な植物油が代表。

摂取する「オメガ3」」と「オメガ6」の割合は「1対1」に

するのが理想的とされるが、厚労省の「平成25年

国民健康・栄養調査結果」では、1日の栄養素等

摂取量が、「オメガ6」が9.28gに対し、「オメガ3」は

2.17gと少なく、オメガ3を増やす必要がある。

また、体内でも合成できる油成分の「オメガ9」は

オリーブ油に多く含まれているので、オメガ6の

多い植物油をオリーブ油に置きかえることで

オメガ6の摂取量を減らすことが可能だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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