環境省がレッドリストで絶滅危惧II類に指定して
いる「ナベヅル」の個体数は約1万1500羽とされ、
うち8割以上に当る約1万羽が越冬に備えて、
出水平野に飛来し、残りは中国や韓国へ向う。
環境省では出水市周辺への一極集中飛来は、
鳥インフルエンザなどの感染症感染が広がれば
一気に生息数が激減する危険性がある。
このため、越冬地拡散に備えて河川敷の整備など
取組みを進めて来たが成果が表れていない。
10月末に高知県四万十市で今季初めて29羽の
飛来が確認された後、11月中旬には高知県や
愛媛県や徳島県などで相次いで飛来が確認され、
四国3県で300羽に達し、国や環境保護団体では
思わぬ分散化に喜び、定着を期待した。
ただその後、狩猟解禁や落ちアユ漁の始まりで、
ねぐら近くに人が接近したことなどで数が減少し、
一時は四国で300羽いたナベヅルは、12月中旬
には180羽程度までに減少してしまった。
折角の機会に、先遣隊に悪印象を与えてしまった
のなら残念なことだ。
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