食べ過ぎによって引起されていた糖尿病や高
脂血症、高血圧症などが減量と共に改善する。
炭水化物、即ち糖質摂取を制限すれば、エネル
ギー源が抑制され、備えられていた脂肪分が
取崩され、次いで筋肉も細り、活動量が落ちる。
糖質制限食によるカロリー制限で、容易に減量が
可能だとして最近人気が高まっているが、非常に
危険な問題を含むと専門家が懸念している。
ハーバード大学は、糖質制限食を続けると心筋
梗塞や糖尿病の発症率が高まるとの研究結果を
報告しているほか、日本の国立国際医療研究
センター病院も、「糖質制限食を5年以上続けると、
死亡率が高まる」と、約1万6000人の死亡者の
調査から結論づけている。
指摘されている糖質制限食の問題点・危険性は、
1)脳卒中、心筋梗塞などの危険性、死亡率上昇。
2)肝機能障害、腎機能障害を誘発する(肝、
腎がタンパク質の最終産物の解毒排泄)。
3)ケトアシドーシス(ケトン酸血症)糖を制限すると
体内の中性脂肪が肝臓でケトン体という酸性の
カロリー体に変化して意識不明になる危険性。
減量目的で一時的なショック療法として糖質
制限をすることは良しとしても、数ヶ月以上も
続けると危険が伴うことを忘れてはならない。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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