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2015年12月29日火曜日

中国 銀行口座の預金が突然消える

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
春日山原始林



2008年5月12日に四川省汶川付近を震源として

発生したM8.0の巨大地震では、8万7000人の

死者・行方不明者を出す大被害が出た。

中国国内の人々からは、多くのボランテイアが

駆け付け、巨額の見舞金・支援金が被災地に

届けられた。

だが、後日問題になったのが、窓口になった多くの

地方政府で善意の支援金の相当額が消えて、

被災者の手に渡らなかったことだった。

更に驚いたのが、受付窓口の赤十字社では

巨額資金が運営者一族により横領されていて、

家族の贅沢三昧の様子をブログで誇らしげに

公表したことで横領がバレて大騒動になった。

今年には、同様のことが公営宝くじでも明らかに。

国が公認した社会福祉やスポーツ振興を目的と

した公営宝くじは日本同様に国民には人気だ。

2012~14年の宝くじの収益額の4分の1に相当

する169億元(約3400億円)が官僚の海外旅行

費や私用車購入などへの不正流用が明らかに。

公人が堂々と庶民からお金を巻き上げれば

私人は更に輪を掛けた悪事を働くのは世の常。

中国の庶民、特に農民層は将来に備えて唯一

農民が融資を受けられる金融機関である農村

信用社を頼り、貯金するのが一般的だと言う。

10年時点で、全国の農村信用社の預金残高は

4214億元(約8兆4000億円)に上っている。

山東省の農村信用で22人分の預金計1.5億元

(約30億円)が消えていることが判明して騒動に。

偽造された定期預金証明などで横領されていた。

中国全土の農村信用社で、既に数兆円規模の

預金が消えているとの報道もあり、農民層の反乱、

共産党崩壊にも繋がり兼ねない地雷だとされる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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