平成21年(2009年)に打上げられた温室効果ガス
観測技術衛星「いぶき」が備えているメタンガス
濃度の平成24年12月までの3年半に観測した
データの分析結果が発表された。
その結果、中国の四川省の省都、成都市や重慶市、
パキスタンのラホール、インドのメガラヤ州、
カルカッタ、バングラデシュのダッカなどの大都市
周辺のほか、大規模な農業地帯が広がる南米の
ブラジル南部などで濃度が高いことが判明。
世界の月別・地域別の正味メタン収支(消失と
放出の総量)の年間収支量の推計では、世界を
43分割し、各地域別のメタン放出量を集計した
結果、「ワーストスリー」は、インドを含む南アジア、
東南アジア、中国東部から日本にかけての東
アジアの順でアジア独占した。
国立環境研究所(NIES)の資料では、これらの
地域のメタン排出量は南アジアが年間4900万トン、
東南アジアが同4700万トン、中国東部~日本が
同4200万トン。
世界全体の年間排出量は5億1800万トンなので、
全排出量の3割近くが、アジアが発生源となる。
これらの地域ではメタンガス発生要因を備えた
水田が広がっている。
加えて、メタンガスを吐き出す4つの胃を備える
ウシやヤギ、ヒツジなどの反芻動物が多いことだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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