摂取した脂肪分を消化して吸収するのを助ける
働きを備えた消化液が「胆汁」。
胆汁は肝臓で造られ、「胆嚢(たんのう)」に貯め
られて、消化活動の際に総胆管を通って、十二
指腸に送り出される。
胆汁に含まれているコレステロール分が中心に
なって、結石が出来て発症するのが「胆石症」。
日本人の1割ほどは胆嚢結石を持つとされるが
発症の可能性を備えるのは2~3割程度。
食物が十二指腸に達すると、胆嚢が収縮して
胆汁が十二指腸に放出されるが、結石があると
胆嚢の出口で詰まり腹痛となる胆石症を起す。
腹痛は食後2時間程度で発症し、みぞおちから
右わき腹にかけて激しい痛みが出る。
結石が総胆管で詰まると「総胆管結石」。
痛み方には個人差があり、腹部の鈍痛や不快感
として自覚する程度を繰返す人もいる。
結石が詰まってしまうと胆汁の行き場がなくなり
肝臓がダメージを受け、肝機能に異常が、発生し、
吐き気や黄疸などを発症することになる。
胆石症の治療は、結石が存在する限り発症する
ので、手術で胆嚢を全部摘出するのが原則。
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