一般的な風邪ひきと同じ症状だが、鼻症状の
くしゃみや鼻水は少ないが、痰の出ない空咳が
激しいのが特徴のマイコプラズマ感染症に注意。
「マイコプラズマ」という細菌に近い微生物が
病原体で、咳による飛沫で感染する。
体内に侵入した病原体が下気道(気管支や肺)で
増殖すると、体の免疫が過剰に反応してしまい
激しい咳が続くとされる。
37~38度の発熱、頭痛、全身倦怠感を伴う。
治療しないと熱が下がっても咳が3~4週間続く。
激しい咳で安眠できず、咳が長く続く気管支炎の
状態になり、素因を持つ人は気管支喘息なったり、
場合によっては肺炎(全体の5~6%)を起こす
ケースもあるので重症化に備えて、医師は早めの
受診を呼び掛けている。
治療には普通の肺炎などに使われるペニシリン
系やセフェム系の抗菌薬は効果が無く、症状に
合わせた薬の選択が必要なので早期診断が肝要。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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