9月25日、佐渡トキ保護センターで13回目となる
放鳥が行われ、、雄2羽と雌17羽を合せた19羽が
元気よく大空に飛び立った。
7年前から始まった放鳥で自然界に放たれた
トキの数は200羽を超えた。
また、10月18日には豊岡市の県立コウノトリの郷
公園では特別天然記念物・コウノトリの放鳥に
備えた活動の10周年記念セレモニーが開催された。
これまでの放鳥で野外の個体数は80羽になった。
トキとコウノトリの繁殖と放鳥活動は順調に進んで
いるが、もう一つの特別天然記念物であるニホン
ライチョウの繁殖を目指した取組みも始められた。
絶滅の危機が迫るニホンライチョウの人工飼育に
備えた取組みに大きな期待が寄せられた。
乗鞍岳で採集された10個の卵を、富山県の「富山
市ファミリーパーク」と東京の「上野動物園」で
5個ずつふ化器で孵化させた結果、富山で4羽、
東京で5羽のふ化に成功した。
だが、東京の5羽は残念ながら、、6月の孵化後
8月末までに全滅してしまった。
一方、富山の3羽は孵化から5ヶ月が経って
白い冬羽への換羽も進み、元気に育っている。
厳しいアルプスの自然環境で生き長らえて来た
彼らにとって、食事の心配もなく、外敵へのスト
レスもない良好な条件を備えた環境が全てでは
ないのだろう。 備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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