近いうちに発生が想定されている南海トラフの
巨大地震で震度6弱以上の激しい揺れが想定
されている地域は24府県に及ぶ。
この地域には、大規模な地震の際に特に重要な
道路として、国や各自治体が指定する「緊急輸送
道路」に約5万6000の橋対象にが存在する。
国土交通省はこれら全ての橋が、震度6弱以上の
耐震強度を備えているかを調査した。
その結果、昭和55年(1980年)の改正以前の
古い耐震基準で建設され、その後所定の補強が
不十分であるため、激しい揺れで落ちたり、倒壊
したりする恐れのある橋が1356在ることが判明。
この内の732の橋は、南海トラフの巨大地震で
震度6弱以上の揺れが想定される地域に存在。
国土交通省は、補強が不十分な橋の多くは自治
体が管理しているため、緊急輸送道路の橋の
補強を優先的に進めるよう、各自治体に求めた。
この調査の過程で見つかったのが橋の落下防止
装置の溶接に係わる手抜きと検査機関との癒着。
全国的な再調査を進めた結果、現在までに556の
橋で不良個所が摘出され、12業者が摘発された。
溶接検査事務所の見逃しの癒着検査も判明。
安全性無視の在ってはならない不正が存在した。
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