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2016年6月7日火曜日

PM2.5排出規制も統計もない韓国

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ツ バ キ



例年なら青空が続くはずの5月であるのに、月初め

からソウル市周辺はスモッグに覆われ、26日には

微小粒子状物質(PM2・5)濃度が100㎍を超えた。

韓国国内から排出された汚染物質が拡散せずに

淀んだために汚染濃度も上昇。

韓国では、PM2・5がどこからどれだけ排出されて

いるかの資料も統計も備えていないお粗末な状態。

環境部は先ごろ、2013年に首都圏で排出された

PM2.5を前年比6%(474トン)増の8835トンと発表。

内訳は軽油を使用するディーゼル車の排出量が

3769トン(42.7%)と最多で、建設機械や船舶の

排出量が3328トンで37.7%と両者で8割を占めた。

しかし、この数値には生活環境から排出される

量が含まれていないほか、ディーゼル車の排ガスに

含まれる窒素酸化物(Nox)、火力発電所などから

排出される硫黄酸化物(Sox)が大気中の化学反応で

2次生成されるPM2.5も含まれていない。

環境部は、ディーゼル車が実際の路上走行で認証

基準の4~10倍多いNOxを排出することを2011年に

把握していたにも拘らず放置して来た。

更に、政府はディーゼルバスに対してだけ「燃料

補助金」を支給する政策を採っており、大気汚染

改善とは相反することをしているのだ。

コストや燃費の関係からか「圧縮天然ガス(CNG)

バス」より、ディーゼルバスが増加傾向にあるため

韓国の大気汚染は今後も悪化する可能性を備える。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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