2006年に米国の研究者による、12万5000人を
対象に22年間追跡する大規模研究によって、
「毎日4杯以上コーヒーを飲む人は全く飲まない
人に対して、アルコール性肝硬変の発症率が
5分の1になる」という報告がだされた。
日本でも生活習慣病とがんの予防研究研究者の
国立健康・栄養研究所古野純典所長の自衛官
2500人を対象にした研究調査の結果、ビール
2本分程度のアルコールを摂取した人の「γ-
GTP」の値は、コーヒーをほとんど飲まない人よりも
毎日飲む人の方が平均10以上も低いことを確認。
γ-GTPは肝臓の状態を判断する指標の一つで、
アルコールを摂取したときに上昇する。
各種の実験データーから、コーヒーはアルコールに
よる肝機能悪化を抑制効果を備えていることが
証明されたとしている。
この効果はコーヒーが豊富に含むポリフェノールの
一種で抗酸化作用を備えたクロロゲン酸の働きに
よるものだと考えられている。
γ-GTPは、ALT(GPT)とAST(GOT)と共に、肝臓の
状態を判断する基本的な指標で、ASTとALTは
肝細胞のなかでアミノ酸の代謝に使われる酵素。
これら3つの数値ともに、コーヒーの摂取量が多く
なるほど低くなる傾向が確認されている。
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