我々が罹る疾病から救われる最後の拠り所は
抗生物質の投薬だが、これが効果を持たなくなり、
ウィルスや細菌が我が物顔で人類を征服して行く
世界は想像するだけで恐ろしい。
現在、抗生物質の半数は中国で使用されている。
抗生物質に対して正しい知識と適正な処方が
できる資格を備えた者が扱うなら問題はないだろう。
だが、現在の中国では野放図に抗生物質が使用
されており、必要としない風邪に対しても悪性化
しないために、或は余病発症防止のためなどと
称して、抗生物質が渡されると言う。
毎年5万トンが川や土壌に捨てられている状態だ。
養鶏や養豚場では、より多くのトリやブタを育てる
ために、不衛生な環境に押し込み成長ホルモンや
抗生物質を与えて早期出荷を目指すのが一般的。
上海の大学が行った就学中の500余人の児童の
畜産用のものを含む21種類の抗生物質について、
調査を行った結果が報告されている。
結果は、約8割の児童から少なくとも1種類の抗生
物質が検出され、全体の2/3からは複数種を検出。
日常的に摂取する肉類などから抗生物質が体内に
蓄積されており、抗生物質が効かない事態を招く。
スポーツ界では選手がドーピング検査で失格する
事態が急増しており、調査の結果、多くが中国産の
肉類を食べたのが原因と判明している。
WHOは5月21日、抗生物質の「耐性菌」問題について
2050年までに抗生物質の耐性菌により、世界で毎年
1000万人が亡くなると伝え、特に中国が有効な対策を
採らなければ毎年100万人が早死すると警告した。
米疾病管理予防センター(CDCP)は5月26日、中国では
既に出現しているが、知られている抗生物質全てに耐性を
示す「スーパー耐性菌」への国内初の感染症例を報告。
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