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2016年6月3日金曜日

米国でも「スーパー耐性菌」出現

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ミツマタ



我々が罹る疾病から救われる最後の拠り所は

抗生物質の投薬だが、これが効果を持たなくなり、

ウィルスや細菌が我が物顔で人類を征服して行く

世界は想像するだけで恐ろしい。

現在、抗生物質の半数は中国で使用されている。

抗生物質に対して正しい知識と適正な処方が

できる資格を備えた者が扱うなら問題はないだろう。

だが、現在の中国では野放図に抗生物質が使用

されており、必要としない風邪に対しても悪性化

しないために、或は余病発症防止のためなどと

称して、抗生物質が渡されると言う。

毎年5万トンが川や土壌に捨てられている状態だ。

養鶏や養豚場では、より多くのトリやブタを育てる

ために、不衛生な環境に押し込み成長ホルモンや

抗生物質を与えて早期出荷を目指すのが一般的。

上海の大学が行った就学中の500余人の児童の

畜産用のものを含む21種類の抗生物質について、

調査を行った結果が報告されている。

結果は、約8割の児童から少なくとも1種類の抗生

物質が検出され、全体の2/3からは複数種を検出。

日常的に摂取する肉類などから抗生物質が体内に

蓄積されており、抗生物質が効かない事態を招く。

スポーツ界では選手がドーピング検査で失格する

事態が急増しており、調査の結果、多くが中国産の

肉類を食べたのが原因と判明している。

WHOは5月21日、抗生物質の「耐性菌」問題について

2050年までに抗生物質の耐性菌により、世界で毎年

1000万人が亡くなると伝え、特に中国が有効な対策を

採らなければ毎年100万人が早死すると警告した。

米疾病管理予防センター(CDCP)は5月26日、中国では

既に出現しているが、知られている抗生物質全てに耐性を

示す「スーパー耐性菌」への国内初の感染症例を報告。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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