5月といえばカツオシーズンで、美味しい刺身や
タタキを楽しみにしていた御仁も多かっただろう。
だが、6月になってもカツオの姿がほとんど魚屋
さんの魚棚には見かけることがなかった。
在るのは加工されたタタキの解凍品のみだ。
和歌山県のカツオの水揚げ漁港では、恒例の
イベントに備えてカツオの準備を進めたが、肝心の
水揚げ量が伸びずイベントの中止に追い込まれた。
昨年も不漁だったが、今季もさっぱりだという。
原因の最たるものは、黒潮に乗って北上してくる
まだ若いカツオを日本の南海洋で根こそぎ捕獲
してしまうからだ。
サンマなどと同様に台湾や中国の大型漁船団が
大規模な漁獲を行うのがますます顕著に。
特に中国の漁民団は、6月初めに韓国の漢江
河口付近まで押しかけてワタリガニの違法操業を
行っているため韓国軍に国連軍司令部まで加わった
掃討作戦を強行している。
過去には、韓国海洋警備隊員が中国漁民に撲殺
される事件まで発生している。
2014年には、小笠原諸島と伊豆諸島周辺の日本
領海と排他的経済水域(EEZ)に200隻を超える
中国漁船集団がサンゴの大規模密漁が発生した。
特に、南シナ海へ進出する漁船団は、軍事訓練や
教育を受けた漁民が海上民兵、漁民兵として
政府からの支援を受け、最新レーダー類を備えた
船で漁労に携わている。
こうした漁労民兵集団が日本海や太平洋沖にまで
進出してやりたい放題の漁場荒らしを繰り返す。
カツオもサンマ、マグロも遠くなるばかりだ。
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