世界保健機関(WHO)は2015年10月、結核に関する
2015年版報告書を発表した。
2014年に世界で新たに結核に罹患した患者が
推定960万人、結核による死者が約150万人に。
結核で死亡する人の割合は1990年比で47%低下し
結核減少に備えた治療が奏功していると強調。
死者は成人男性が89万人、成人女性が48万人、
子どもが14万人となっている。
14年までに世界で推定4300万人の結核患者の命が
治療によって救われ、年間の新規感染者も18%
減少したと指摘。
だが、死者数では、全ての感染症の中で最多で、
年間新規患者数の37%に当たる約360万人が
治療を受けられずにいるとみられる。
一方、不適切な治療により主な薬が効かなくなる
多剤耐性結核がインドや中国などで拡大しており、
深刻な問題となっている。
世界保健機関(WHO)は、多剤耐性結核の発見と
治療を短期間で安価に行える新たな手法を利用
するよう奨励する声明を発表している。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿