冬の季節となり、中国では暖房に石炭を多く
使用する機会が一層多くなった。
11月にも大気汚染による煙霧の発生が報じ
られていたが、12月早々から全国の60都市で
深刻なPM2・5汚染による警報が出されている。
最も大気汚染の深刻な河北省を中心に、全国
7つの省で、汚染の拡大防止に備えて、工場の
操業停止や大型車両の運行禁止措置を取った。
12月1日から深刻化した汚染は、3日には北京
市内でPM2・5の濃度が1m3当り567㎍という
殺人的な数値を記録する事態にもなった。
中国環境保護部の公開データでも、中国で最も
汚染度高い都市とされる河北省石家荘市の
500㎍を始め、多くの都市が300㎍超で、内陸の
四川省の成都市では空港閉鎖の事態も発生。
改善命令と告示文書だけで、一向に進まぬ大気
汚染対策を商機とばかり、ニュージランドの
会社が新鮮な「美味しい空気」を1缶24.99ドル
(NZD:約2000円)でネット販売をしたところ
大好評だとか。
命を守るため、水だけでなく、空気も買わねば
ならなくなった国民は大変だ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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