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2016年12月23日金曜日

ノロウイルス 感染拡大 13都県で警報

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
春日山原始林



国立感染症研究所によりますと、全国約3000の

小児科の医療機関から報告されたノロウイルス

などの感染性胃腸炎の患者は、12月11日までの

1週間に6万1547人に上り、この時期としては

過去10年間で3番目に多くなっていると発表。

1医療機関当たりの患者数を都道府県別では、

山形県が45.37人、宮城県が41.44人、埼玉県が

30.89人、東京都が27.24人などとなっている。

13の都県で大きな流行が疑われる警報レベルの

20人を超えている。

宮城県漁協では12月19日、、県内の各海域で

水揚げされる生食用カキのノロウイルス検査の

結果、11海域のうち10海域でウィルスを検出。

このため、6日間の出荷見合せ措置をとった.

国立感染症研究所では「今は子どもを中心に

感染が広がっているが、今後は大人や高齢者に

感染の広がりが移っていくことが懸念される。

また食中毒の危険も多い忘年会シーズンだが、

しっかりと食品は加熱するとともに、食事前を

はじめ手洗いを徹底してほしい」と注意を喚起。

ノロウイルス感染症は、ノロウイルスがヒトに対し

嘔吐、下痢などの急性胃腸炎症状を起こす。

その多くは数日の経過で自然に回復する。

季節的には秋口から春先に発症者が多く なる

冬型の胃腸炎で、食中毒の原因ウイルス。

ヒトへの感染経路は、主に経口感染である。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

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