人間の中枢神経をマヒさせる毒性の強い成分を
備えたチョウセンアサガオの種をゴマに似せて
賄いの丼に振りかける事件があった。
自然界には、美しい、時には芸術的な装いを
して人をたぶらかす植物や動物がいる。
美しい花ほど気を付けろは男への警告だが
生物界では、毒性分を備えた生物は総じて
人目を惹く美しい姿をしている。
南米に生息するモウドクフキヤガエルもその
一つで、鮮やかな黄色をした体長5cmほどの
カエルだが、名前の通り皮膚に猛毒成分がある。
このカエル1匹が猛毒のバトラコトキシンを1mg
ほど持っており、これでゾウを2頭殺せる。
人間なら20人、ハツカネズミなら1万匹を殺す
猛毒だというから恐ろしい。
バトラコトキシンは、神経細胞や筋細胞の正常な
働きを阻害して、筋肉を収縮させる。
このため、心不全や心室細動などを生じさせる
など、心臓の働きに直接的に作用してショック
死を起させる恐ろしい毒性分だ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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