米航空宇宙局(NASA)が11月に人工衛星が観測した
最近の情報を分析した結果を公表した。
その結果では、南極大陸と周辺部に存在する氷の
量は増えていることが判った。
温暖化の影響で北極海の海氷減少などから、南極
でも同様の気象条件を備えていて、氷の量は減少
していると判断してしまうので意外な感じがする。
南極大陸には平均すると3000mもの厚さの氷が
存在し、1992~2001年の平均で年に1120億トンずつ
増え、03~08年では毎年820億トン増えた計算になる。
そして現在、温暖化が進んでいるから、氷の量は
減るのではなく、毎年増えているのだ。
温暖化の影響で、棚氷が海に崩れ落ちる場面が
報道されることもあって、南極大陸のすべての場所で
溶解の減少が起こっていると判断してしまう。
だが、あの場面は大陸からS字型に伸びている南極
半島や西側の西南極地域が備える気候の環境に
よるものであって、他の地域では見られない。
南極点のある広大な地域などは非常に気温が低い。
海水温が上昇すると周辺海域から蒸発する水量も
増加し、それが大陸部の冷たい空気で冷やされて
雪となり降り積もる量も増加する。
結果として、氷の総量は供給量の方が大きく増加する。
一方の北極海では長期的には海氷は減少傾向を
備えており、2014年には海氷面積が67・48万Km2と
なり過去最少面積となっている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿