2016年11月8日 午前5時15分ごろ博多駅前で
大規模な道路陥没事故が発生した。
約30m四方、深さ15mにも及ぶ大規模さだった。
地下で行われていた地下鉄の延伸工事現場
への漏水に伴うものとされた。
陥没事故発生に備えた監視・チエック体制に
不備があったと推測される。
国土交通省によると、平成26年度末時点で
全国に敷設されている下水道は約46万Km。
このうち、50年以上経過しているのは約1万Km、
10年後に約5万Kmになり、20年後には11Kmに
なるとされ、改修が喫緊の課題だ。
26年度に、全国で約3300ヶ所で下水管の経年
劣化に起因する道路陥没が発生したと報告
しているが、地方では未だ新設に追われて
いる地域もあり、改修にまで手が回らない。
国土交通省は計画的な改築・維持管理目標を
立てているが対応は後手に回っている。
下水道長寿命化支援制度とした項目では、
「日常生活や社会活動に重大な影響を及ぼす
事故発生や機能停止を未然に防止するため、
ライフサイクルコストの最小化、予算の最適化の
観点も踏まえ、予防保全型管理を行うとともに、
長寿命化対策を含めた計画的な改築を推進」。
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