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2016年12月19日月曜日

1920年代 米で石油掘削による地震

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
春日山原始林



広大な国土を持つアメリカであっても地震発生の

原因となる断層帯、サンアンドレアス断層が存在

するカリフォルニア州は、度々災害に合っている。

そのカリフォルニア州最大の都市はロスアン

ジェルスはロサンゼルス盆地にあり、盆地は

深さが10Kmとも言われる堆積層の上にある。

この盆地の地下は石油を埋蔵しており、20世紀に

入り石油の掘削が盛んになった。

カリフォルニア州の太平洋の海岸に沿うように

1300Kmにも及ぶサンアンドレアス断層が走り、

M6級の地震をしばしば起こしてきている。

正確な記録が残らない1906年4月のサンフラン

シスコ地震(M7・8)では、死者が3000人に達した

のではないかとされたが、その後もM4~6級の

地震が続き、1933年にはロングビーチ地震

(M6・4)で115人の犠牲者が出ている。

最近の1920~30年代に発生した地震の調査・

研究で、5つの大地震のうち4つの地震の発生

原因が、石油の掘削によるものではないかとの

疑いが深まったとの発表がされている。

 イングルウッド地震  1920年、

 ウィッティア地震  1929年

 サンタモニカ地震  1930年

 ロングビーチ地震  1933年

特に、最近盛んになったシェールガス・オイルの

掘削で、過去に地震の発生記録がなかった

コロラド州で地震が発生したり、オクラホマ州は

全米一の地震州になったりと、石油掘削が

原因となっている地震が多発している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

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