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2016年12月16日金曜日

中国 2015年の出生率1・05 世界最低

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
春日山原始林



中国で2015年に行われた人口調査の結果が公表され

たが、合計特殊出生率は1・05であった。

合計特殊出生率は15~49歳の女性の年齢別出生率の

合計で、1人の女性が一生に産む子供の平均数を示す。

中国では、人口が増加も減少もしない均衡した状態

では、合計特殊出生率は2・1なので、半分ということ。

このような状態が続けば、中国は急激な少子化で

ショック死をするようなことになる。

国家衛生和計劃生育委員会の2015年の報告では、

1・5~1・65と少子化に備えて2014年から実施された

夫婦の一方が一人っ子であれば、2人目の子供の

出産を容認する“単独両孩”政策の成果を強調した。

だが、2014年に“単独両孩”が実施されたにも拘らず、

2015年には出生率が急落したことになる。

従来は、上海市や北京市では1・1前後、全国でも

1・3台であったので、1・5以上の数値自体が疑問。

日本では、出生率が1・4台に回復して来たばかり。

今回の調査で目立つのは男女の人数差。

男性人口が7億414万人であるに対して女性人口は

6億7048万人で、男女比は女性100に男性は105。

人数では男性が3000万人多い。

だが、2015年の出生人口だけで見ると、男女比率は

女100に対して男113.5と異常さを備えた数字となり、

国連が正常値とする女100:男103~107より大幅高に。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

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