中国で2015年に行われた人口調査の結果が公表され
たが、合計特殊出生率は1・05であった。
合計特殊出生率は15~49歳の女性の年齢別出生率の
合計で、1人の女性が一生に産む子供の平均数を示す。
中国では、人口が増加も減少もしない均衡した状態
では、合計特殊出生率は2・1なので、半分ということ。
このような状態が続けば、中国は急激な少子化で
ショック死をするようなことになる。
国家衛生和計劃生育委員会の2015年の報告では、
1・5~1・65と少子化に備えて2014年から実施された
夫婦の一方が一人っ子であれば、2人目の子供の
出産を容認する“単独両孩”政策の成果を強調した。
だが、2014年に“単独両孩”が実施されたにも拘らず、
2015年には出生率が急落したことになる。
従来は、上海市や北京市では1・1前後、全国でも
1・3台であったので、1・5以上の数値自体が疑問。
日本では、出生率が1・4台に回復して来たばかり。
今回の調査で目立つのは男女の人数差。
男性人口が7億414万人であるに対して女性人口は
6億7048万人で、男女比は女性100に男性は105。
人数では男性が3000万人多い。
だが、2015年の出生人口だけで見ると、男女比率は
女100に対して男113.5と異常さを備えた数字となり、
国連が正常値とする女100:男103~107より大幅高に。
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