韓国の9月末現在の家計債務が、過去最多の
1419兆1000億ウォン(約147兆円)に達した。
国際決済銀行(BIS)によると、6月末現在で
韓国の国内総生産(GDP)に対する家計債務の
割合は93・8%で、こちらも過去最高に。
国際機関は家計負債の安全ラインをGDPの
75~85%としているが韓国は大幅に上回る。
家計債務の増加幅が、世界主要43ヶ国・地域で
2番目に大きいことが警戒を呼んでいる。
11月30日に、韓国銀行は輸出を始めとする
韓国経済が好調さを備えていることを理由に
基準金利を0・25%引き上げて年1・50%とした。
早晩、市中銀行の貸付金利も、少なくとも
同じ幅は引上げられ、借入をしている人の
支払い金利額が増加する。
返済能力を備えていない低所得者層は、消費
支出をさらに削って返済に回すことになる。
現在、3ヶ所以上から資金を借りている多重
債務者が390万人いるとされており、利上げは
消費支出を委縮させるだけでなく、滞納に
よる焦げ付きが金融機関を直撃することに。
家計債務が、韓国経済最大のリスク要因に
なっており、韓国経済破綻の危険性を備える。
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