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2018年12月7日金曜日

「師走の夏日」 12月の最高気温更新345ヶ所

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
円成寺庭園



今冬は、エルニーニョ現象の影響もあって

暖冬になるとの予想も、ちょっと度が過ぎる。

太平洋側から吹き込む暖かい空気の影響で、

全国的に気温が上昇し、関東地方から西日本で

25度以上の夏日となる観測点が続出。

日中の最高気温で、大分県国東市で27・0℃、

奈良県五條市で26・8℃、福岡市で26・℃など。

気象庁が備える全国の観測点の内3分の1以上の

345地点で12月としては、最高の気温となり

過去の記録を更新した。

気象庁の説明では、師走の夏日となった要因と

して、「偏西風」と「高気圧」が大きく関係。

例年の冬は、偏西風はおおむね西日本から

東日本の上空を吹いているが、4日は偏西風の

流れが北海道の北まで大きく蛇行したため、

北からの寒気の南下が遮られたこと。

一方、日本の東の海上には発達した高気圧が

あり、これに向かって暖かい風が吹き込み、

西日本を中心に師走の夏日を生み出した。

139年前の明治12年に統計を取り始めて以来の

記録を生み出した主役の高気圧は東へ去り、

偏西風は南下してくるに従い、暖気も一時で

気温は急降下し、最低気温は3~4℃まで下がる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  健康と安心のメタボへの備えは? i




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