ハゲ、ハゲと連呼されると気分の良くない
お客もいるが、美味で鍋物に人気が高い。
薄造りで出されると、素人には「フグ」と
区別がつきにくい美味しさを備えている。
日本の近海には、よく知られている「カワ
ハギ」や「ウマヅラハギ」、「ウスバハギ」など、
ハギ科に属する魚が31種もいる。
12月に、三重県で「ソウシハギ」と呼ばれる
種類のハギが誤って売られて問題化した。
幸いに、買った2人には実害はなかったが、
このソウシハギは、ハギ科の中で、唯一
主に肝臓に「パリトキシン様毒」と呼ばれる
猛毒を備えている。
体内に入ると主に激しい筋肉痛を引き起こし、
呼吸困難や痙攣などの症状で、時には死に
至る可能性もあるという危険な魚だ。
「パリトキシン様毒」は、アオブダイやハコ
フグなどほかの魚にも含まれており、記録が
残っている1953年から2016年までの期間に、
全国で129人が中毒症状を訴え、このうち
8人が死亡している。
これではソウシハゲではなくソウシキハゲだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは? i
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