8月に遼寧省瀋陽市で発病が確認されたアフリカ
豚コレラは、適切な拡散防止に備えた措置が
取られぬまま放置され、11月中旬には上海市に
まで拡大し、大きな問題となった。
中國農業農村部の局長は、11月23日の記者
会見で感染件数が増え続けており、感染拡大
抑制に備えた対策が不十分であったことを
認めると共に、既に、北京市内の2ヶ所の
養豚場でアフリカ豚コレラ(ASF)の発生が
確認されたことを公表した。
11月に入って、上海市と北京市の2大都市で
豚コレラの発生が確認されたことで、両市で
流通する精肉が汚染されていることになる。
感染拡大の要因についての説明で、人間の
食べ物や食品のウィルス汚染が拡大の大きな
要因だとしているが、どのように汚染されたか
には触れなかった。
また、専門家の報告では、食べ残しの残飯に
よる感染が全体の34%を占めおり、学校や
企業から出される残飯の危険度が高いという。
また、地域間の豚、豚肉の輸送による感染が
19%で、人間および運送車両の移動に伴う
ものが46%を占めるという。
4億5000万頭の豚とともに暮らす中国人社会に
とって、豚コレラの蔓延は悪夢だ。
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