中國農業農村省は、11月中旬になって、現在
豚コレラウィルスの拡散防止に関する情勢は
厳しいとし、一般に発生した国ではウィルスの
根絶に短くて5年、長くて30年余りかかって
いて、感染拡大に備えた長期的な対策の必要
性を認識せねばならないと発言。
8月初めに、中国北部遼寧省で見つかった後、
瞬く間に16省にまで感染が拡大。
拡大阻止に備えた有効な初期対策が取られぬ
ままに、放置され続けていたことは明らかだ。
当局は、現在全国の73ヶ所で発生が確認され
おり、処分した豚は60万頭に上ると公表。
だが、旅行客が日本国内に持ち込んだ手作りの
餃子からウィルスが検出されるなど、既に
中国内市場には、病原菌に侵された豚の精肉が
広く出回っており、広範囲に感染が拡大して
いることが判る。
中国では、豚肉なしには食生活が成り立た
ないとされるほど豚肉が欠かせない。
農村では、家庭での飼育が一般的で、もし
病死しても、裏ルートで市場に出されるのが
一般的で、先日のネットには病死した豚が
何頭も路上に放置されている画像も。
当局は、感染地域では出入りだけでなく、
出荷も厳しく規制されているため、飼育農家は
出荷できず、飼料代に苦しんでいる。
需要のピーク、春節には豚肉不足や暴投で
暴動も起きかねない事態が発生するかも。
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