1993年(平成5年)は、全国的に異常気象に
見舞われた年だった。
北日本では冷夏に、西日本は長雨で5月に梅雨
入りしたものの、梅雨明けもないままに夏に。
特に、鹿児島県では6月の降水量は、平年の
1・9倍に、7月は3・5倍に達した。
8月1日、6日に梅雨前線による集中豪雨、
その後も台風による豪雨災害が続いた。
1993年8月に、2度にわたり鹿児島県北部と
中部にある鹿児島市を集中豪雨が襲った。
*「8・1豪雨」 1993年8月1日午後から鹿児島県
姶良郡を中心とした地域で猛烈な雨が数時間
降り続き、溝辺町では1時間当り最大104mmの
降水量を観測した。
溝辺町での一日の雨量は450mmに達した。
この豪雨で、鹿児島県中央部の各地で死者
23名が出た。
*「8・6豪雨」 1993年8月6日午後から鹿児島市を
中心に1時間当り最大99.5mmの猛烈な雨が
数時間降り続いき、鹿児島市の雨量は、1日で
259mmに達した。
鹿児島市内を中心として死者・行方不明49名、
家屋の全半壊は467戸の被害が出た。
また、鹿児島市北部の竜ヶ水駅付近では沿線
約30か所で土石流が発生して、約」2500人が
乗る列車3両が閉じ込められた。
国道3号を始め、幹線道路が寸断されたため
住民らは、船で脱出した。
*8月10日 台風7号による豪雨災害
鹿児島市の対岸、垂水市でがけ崩れなどの
被害が発生。
*9月3日 台風13号による豪雨災害
金峰町、川辺町(県南部)で山崩れや土石流災害。
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