気象庁の報告では、梅雨前線の停滞とオホー
ツク海高気圧の影響で、東日本と北日本の
太平洋側を中心に湿った空気が流れ込んで、
6月末から曇りや雨の日が多くなった。
この影響で、日照時間が記録的に短い地域も
出ており、関東地方から北海道にかけては、
農作物への被害の懸念が大きくなっている。
7月13日までの10日間の日照時間の合計は、
さいたま市が2時間で平年の5%、東京の
都心が2.9時間で平年の7%、前橋市が3.5
時間で平年の9%と一桁台に止まる。
7月20にまでの3週間では、都心で14・4時間、
17%とやや改善はしたものの、郊外の八王子や
府中では12%に止まる。
群馬県や栃木県では20%台前半の地域が多く、
また、福島県や宮城県では、やや良くはなって
いるが、平年の50~60%止りの地域が多い。
過去の記録で見れば、東京の都心で6月27日から
7月13日までの17日連続で、1日の日照時間が
3時間未満となり、これは関東地方から北海道に
かけて、農作物に被害が出た1988年(昭和63年)
以来のことになるという。
気象庁は、北日本と東日本の太平洋側では
このあと更に週間程度、曇りや雨の日が多く
なる見通しで平年よりも日照時間が少なく、
気温も低くなるところがあると予想されるため、
農作物への被害防止に備えた対策も必要という。
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