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2019年7月3日水曜日

中国四川省M6地震 ガス田開発が原因か

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ヤマツツジ



中國当局の発表では、6月17日午後10時55分

ごろ、四川省宜賓市でM6・0の地震が発生した。

米地質調査所(USGS)によると、地震の規模は

1度目がM5・9、2度目がM5・2。

震源の深さは10Kmと浅く、震源地は宜賓市

長寧県付近。

四川省の省都、成都市の南部で雲南省に近く、

「南川」と呼ばれている地域で、近年、シェー

ルガス採掘が活発に行われている地域にある。

四川省の盆地は、東には2008年5月に大規模な

地震が発生した竜門山断層帯があり、この

断層の南端に接した形で東から南へ、大断層の

康定断層帯が走っているが、震源地とは200Km

ほど離れており、関連性はなさそうだ。

今年、2月に長寧県から北に100Kmほど離れた

栄県でM4・9の地震が発生し、2人が死亡した。

この地震の原因が、シェールガス掘削により

引起されたとして、大規模な住民運動が発生。

国内紙の報道では、昨年に南川地区でのシェー

ルガス生産量が42億m3に達して国内1位に。

これに比例するように、宜賓市域の地震発生

回数も急増しており、過去1年間に世界で発生

した地震1043回のうち、四川省内で観測された

ものが91回で、うち宜賓市が33回を占める。

シェールガス掘削が原因であることは明らかだ。

栄県のケースと同様に、住民の抗議運動が

発生する可能性があるが、国内の生産拠点で

あるだけに、政府の対応に注目が集まる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?










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