ジャガイモやトマトは、ナス科の植物で
この仲間は毒性を備えたソラニンがある。
果実を未成熟の状態や不適切な状態で保管
管理をすると毒性が残るため注意が必要だ。
ジャガイモの収穫期になると、決まって報じ
られるのが幼稚園や学校の菜園で育てて収穫
したジャガイモを食べて引き起こす食中毒。
今年も7月上旬に、兵庫県の小学校で皆で
育てたジャガイモを食べた児童13人が食中毒
症状を訴え病院に救急搬送されている。
2018年迄の10年間に、ジャガイモの食中毒
患者数は346人と最も多いとされる。
ジャガイモの芽とその根元、光が当たって
緑色になった皮の部分、十分に育っていない
小さなイモにはソラニンやチャコニンという
毒性を備えた成分が多く含まれている。
これらの危険な部分は必ず取り除くほか、
ジャガイモは収穫後に、絶対に直射日光に
晒さず、遮光シートなどで覆う注意が必要だ。
青いトマトには、トマチンと呼ばれる同じ
仲間の毒素が含まれているが、赤く熟すと
消滅するので、青いトマトは食べないこと。
ソラニンやトマチンを摂取した時に発症する
中毒症状では、脈が速くなり・頭痛・嘔吐・
胃炎・下痢・食欲減退などとして現れる。
重症化すれば、低血圧・神経症から状昏睡
状態に陥り、最悪の場合死に至るという。
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