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2019年7月31日水曜日

多発するジャガイモやトマトによる食中毒

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
桔 梗



ジャガイモやトマトは、ナス科の植物で

この仲間は毒性を備えたソラニンがある。

果実を未成熟の状態や不適切な状態で保管

管理をすると毒性が残るため注意が必要だ。

ジャガイモの収穫期になると、決まって報じ

られるのが幼稚園や学校の菜園で育てて収穫

したジャガイモを食べて引き起こす食中毒。

今年も7月上旬に、兵庫県の小学校で皆で

育てたジャガイモを食べた児童13人が食中毒

症状を訴え病院に救急搬送されている。

2018年迄の10年間に、ジャガイモの食中毒

患者数は346人と最も多いとされる。

ジャガイモの芽とその根元、光が当たって

緑色になった皮の部分、十分に育っていない

小さなイモにはソラニンやチャコニンという

毒性を備えた成分が多く含まれている。

これらの危険な部分は必ず取り除くほか、

ジャガイモは収穫後に、絶対に直射日光に

晒さず、遮光シートなどで覆う注意が必要だ。

青いトマトには、トマチンと呼ばれる同じ

仲間の毒素が含まれているが、赤く熟すと

消滅するので、青いトマトは食べないこと。

ソラニンやトマチンを摂取した時に発症する

中毒症状では、脈が速くなり・頭痛・嘔吐・

胃炎・下痢・食欲減退などとして現れる。

重症化すれば、低血圧・神経症から状昏睡

状態に陥り、最悪の場合死に至るという。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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