6月末になって、梅雨前線が九州南部に停滞
気味となり連日雨が降り続いていた。
7月2日から3日になって、鹿児島市付近に
線状に降水帯が通過する状況になり、洪水や
崖崩れの危険性が高まった。
7月2日に気象庁は、梅雨前線の活動が活発に
なり、特に九州では既に記録的な大雨となって
いる地域がある上、3日から4日にかけて猛烈な
雨や非常に激しい雨が降り、所によっては
24時間雨量が平年の7月1ヶ月 分の雨量を
超える記録的な大雨となる恐れがあるとした。
鹿児島市は、既に大雨が降り続いているため
災害発生に備え、3日午前9時35分、市内全域の
27万5287世帯、59万4943人に「避難指示」を
出すと共に、190余りの施設を開設し、直ちに
全員避難をするように呼び掛けた。
また、3日午前9時40分現在で、九州南部地域の
自治体では、鹿児島県、熊本県、宮崎県で、
合わせて約19万4000世帯およそ40万8000人に
「避難勧告」が出された。
避難指示と避難勧告で、合計およそ110万人が
対象となる大規模なものだった。
避難した人の中には、1993年(平成5年)8月に
発生した「平成5年豪雨」の恐ろしさを思い
出した人も少なくなかったという。
だが、その後の鹿児島市の調査で、実際に
避難所に避難した人の割合でみると、全体の
0・6%に止まった。
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