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2019年7月9日火曜日

南海トラフ緊急地震速報 海底地震計も使用

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
橘 寺  聖徳太子生誕の寺



緊急地震速報は、地震の発生直後に各地での

強い揺れの到達時刻や震度を予想し、可能な

限り素早く知らせる情報のこと。

強い揺れの前に、避難などで自らの身の安全を

守ったり、列車のスピードを落としたり、或は

工場等で機械制御を行うなどに活用する情報。

その仕組みは、地震が発生すると、震源からは

揺れが波となって地面を伝わってくる二つの

地震波のうち早く伝わってくるP波(Primary

「最初の」の頭文字)と二番目のS波(Secondary)

との時間差から揺れが大きいS波の到達時間を

計算して情報として危険を知らせる。

地震波の伝わる速度は、数km/秒 程度なので

震源地から50Kmほど離れている場合には

10秒ほどの前に地震に備える時間が得られる。

気象庁は、全国約690箇所の気象庁の地震計・

震度計に加え、全国に約800ヶ所ある防災科学

技術研究所の地震観測網を利用しています。

しかし、これらは地上施設であるため、発生が

迫っているとされる南海トラフ地震は、震源が

海底であるために発生即時の検知はできない。

現在、日本海溝や南海トラフでの地震発生の

早期検知に備えて海底にも海底地震計が設置

されているが、これまで緊急地震速報には

利用されてこなかった。

気象庁は、6月27日より「室戸岬沖から紀伊

半島沖」に176基の海底地震計からの情報を

利用して速報が出せることになった。

これで最大10秒ほど早く、速報が出せることに。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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