ヨーロッパでは、6月28日には記録的な暑さに
見舞われ、フランス南部ガール県で気温が
45度9分に達した。
アフリカに近いスペインの首都のマドリードで
41度、北部では45度に迫る地域もあり、北東
部のカタルーニャ州では大規模な山火事が発生。
フランス、ドイツだけでなく、内陸のポー
ランドでも38℃超を記録。
観測史上最高気温が各所で観測され、当局は
「生命に危険が及ぶレベル」と注意を呼び掛けた。
2003年の熱波の際は、欧州で死者が7万人
出たとされ、この熱波の再来と騒がれている。
今回の熱波について、ドイツの気候研究所は
気候変動によるものとしている。
サハラ砂漠からヨーロッパに来る空気が以前
より熱くなっているほか、北極の気温の上昇
などによって気流が弱まり、ヨーロッパに熱い
空気が停滞しやすくなっていると分析。
WMO=世界気象機関(WMO)も、2015年
以降の世界の平均気温が過去最も高くなって
いるとして気候変動が影響しているとした。
二酸化炭素などの温室効果ガスの増加が氷河の
減少や海面と海水温の上昇を加速し、異常
気象の原因になっているとして、温暖化の
リスクに警鐘を鳴らしている。
国連は、温暖化対策に備えた国際社会の行動を
促すため7月30日から2日間、UAEのアブダビで
国際会議を開き、政策などを協議する。
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