仏検察は、国際陸連(IAAF)のラミン・ディ
アク前会長らの汚職摘発に動きだしているが、
ロシアのドーピングもみ消しに備えた賄賂
事件だけでなく、夏季五輪や国際陸上競技
などあらゆる分野に及んでいるという。
その中の一つが、根が深く、フランスの国
自身が関わっている巨大な疑惑がある。
仏検察の関与は、ここまでだとされた垣根を
超えて、大魔窟に足を踏み入れた。
それは、国際サッカー連盟(FIFA)の汚職や
W杯カタール大会を巡る大疑獄。
6月18日、仏検察は欧州サッカー連盟(UEFA)の
ミシェル・プラティニ元会長をW杯招致を
めぐる汚職容疑で拘束した。
直接容疑は、2015年に国際サッカー連盟(FIFA)
から200万ドル(約2・2億円)を不正に受取った
容疑だが、本丸はW杯カタール大会をめぐる
フランスのサルコジ元大統領とハマド皇太子
(現首長)の3人のエリゼ宮殿での密約。
W杯カタール大会実現に備えた密約で、石油・
天然ガスで潤うカタールからは、莫大な額の
賄賂がフランに流れ込んだ。
フランス企業への巨額投資だけでなく、国会の
与野党議員にもカネがばらまかれた。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿