2014年12月3日、鹿児島県の種子島宇宙セン
ターからH2Aロケットで打ち上げられた
「はやぶさ2」は、2020年12月6日2時54分ごろ
オーストラリア南部の砂漠地帯にある「ウー
メラ管理区域(WPA)」に着地、無事に帰還。
12月5日に、およそ52億キロに及ぶ長距離飛行を
終えて、地球上空にまで帰って来た「はや
ぶさ2」は、本体を再突入させる軌道修正を
開始し、本体を分離した。
本体は、6日2時28分、オーストラリア上空で
大気圏に約12度の角度で突入した。
本体のカプセルは、約30秒間火球となり尾を
引いて、南十字星の横を銀河に沿って落下し、
ケンタウルス座α星とβ星の間で消えた。
ウーメラ管理区域に待機していた回収班は、
2時54分にはビーコンの受信が途絶えたため、
カプセルが地面に着地したことと判断。
3時過ぎから、カプセルから発せられる電波を
目標に、ヘリコプターによる探査が行われ、
4時47分に目視で発見。
日の出を待って6時過ぎから回収作業が始まり
昼頃には、本体を始め、カプセルの関連部品も
全て無事に回収された。
7日には、回収されたカプセルから、現地本部の
初期観察施設(QLF)で、回収サンプルから揮発
したガスが採取された。
8日7時、本体は羽田に到着し、相模原市の
JAXA宇宙科学研究所に大任を果たし帰宅した。
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