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2020年12月29日火曜日

スウェーデン ICU病床逼迫 国王不満表明

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
春日山原始林



武漢ウィルスの感染防止対策として、他の

欧米各国とは異なる独自の取り組みで注目を

集めていたスウェーデンで、一時はそれなりに

成果を上げたとの評価もあった。

しかし、10月下旬からの第2波(3波)による

感染が急拡大し、1日の新規感染者が8000人を

超える日もあり、現在もなお、1日当り6~

7000人の新規患者が出ており、死者数も

8000人に迫っている。

この事態に、スウェーデンのグスタフ国王は、

インタビューで、これまでの対策について

「簡潔に言えば、我々は失敗したと考えている。

多くの人が亡くなった。恐ろしいことだ」

などと述べ、対策は失敗だったとした。

12月9日には、首都ストックホルムの病院が

備えている集中治療室(ICU)の病床160の

うちで、空いているのは僅か5~7床になった。

当局の責任者は、感染者が急増しているのは

市民同士の接触が、多すぎるのが原因とする。

スウェーデンは、感染の拡大当初から、ロック

ダウンなどの厳しい措置に替えて、集団免疫

獲得に備えたソーシアルデイスタンスの確保

など市民の自発的、協調的な対応に頼って

きたが、介護施設などでのクラスター多発に

よる死者数が増加し、周辺諸国の死者率を

上回る事態になっていた。

首都での医療崩壊が現実化するに及んで、

政府は11月20日から、バーやレストランに

対して夜10時以降のアルコール類の禁止や、

一部地域での行動ガイドラインの強化し、

パーティーの開催や参加中止要請を行った。

それでもなお、公衆衛生庁は今後も国民に

対してマスク着用を推奨することはしないと

公式に表明している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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