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2021年7月6日火曜日

深刻化する中国の電力不足 日本も心配

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
クロツバキ



今年の夏は猛暑になるとの予報が出されている。

そうなると懸念されるのが、電力不足。

経済産業省は、5月に開いた会議で、この夏は

老朽化した火力発電所の休止や廃止で供給力が

減少し、電力需給が厳しくなると報告。

各地域の電力供給の余力を示す[予備率]の

見通しは、7月は北海道と沖縄以外のエリアで

3・7%、8月には本州と四国の7つのエリアで

3・8%まで落ち込む予測だという。

安定供給の限界である3%ギリギリの状態で

ここ数年では最も低い予備率になるとする。

5月に、中国南部の広東省で6.02%から8.3%の

電力不足が発生し、消費電力ピーク時間帯には

輪番制の電力使用命令が出され、この状態は

今年末まで続くとされる。

その後、電力不足は広東省に止まらず、6月には

南部の5省のほか、沿海部の各省、更に

湖南省、湖北省、江西省まで拡大している。

中国国家発展改革委員会(NDRC)は電力不足の

原因として、コロナ禍後の生産の急速な回復や、

高温の天候による電力消費量の増加、水不足に

よる水力発電の不足などを挙げている。

しかし、政府が避けたオーストラリアからの

石炭輸入停止による沿海地域での深刻な原料炭

不足が大きな原因のようだ。

既に、厳寒の時期に石炭不足による停電に

見舞われている。

そのほかに、政府が5Gネットワークやデータ

センターなど新型インフラ建造に備えた投資を

加速させていることもあるという。

現在の生産活動を、計画停電で大きく損なって

までも、5G基地局の建設計画、ブロック

チェーン技術と産業開発の適用、データ

センター計画と開発を先行させるとする。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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