人口が2億6000万人、300の民族が暮らす
ASEANの大国、インドネシアでコロナの
感染が急拡大しており、非常事態に。
ワクチン接種を完了した医療関係者のうち
およそ300人がコロナウィルスに感染する
など、ワクチン接種にも混乱が生じている。
7月上旬には、新規感染者数が1日当り3万人を
超え、感染者数が240万人に達し、死者数も
6万人を超えているが、実数の把握も困難に。
インドネシアでは、通常、死者は教義により
死後24時間以内に土葬されるが、コロナに
よる死者は、全て死後4時間以内の埋葬が
義務付けられており、死因がコロナ感染に
よるものか否かの確認も曖昧になっている。
在留法人は、2万人前後にも達するが、コロナ
感染者も多く報告され、7月上旬の日本大使館
では、感染者数290人、死者11人としている。
感染拡大の勢いは、その後も止まらず13日
には、1日の感染者が過去最多を更新して
4万7899人、死者数も864人となっている。
日本政府は、チャーター機で邦人帰国を急ぐ。
しかし、現地人と結婚している人やイスラム
教徒に改宗した人の感染や死亡情報は不明。
10人ほどが、既に死亡しているとの情報も。
首都圏では、既に病院は満床状態で、医療
崩壊の状況にあるとされる。
大統領は、[緊急大衆化活動制限令]を7月3日
から20日までの期限で、ジャカルタ首都圏を
含むジャワ島全域とバリ州に発令。
ショッピングモールや飲食店の原則営業停止、
医療、医薬、生活インフラなど基幹産業を
除く一般企業、工場の100%在宅勤務実施、
宗教施設の閉鎖、首都圏への車両の流入規制。
厳しい規制を実施しているが、経済活動への
影響から、本格的なロックダウンには踏み
切っていないため、感染拡大の勢いに対して
後手後手に回っているとした批判も高まる。
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