東京都では、感染拡大が止まらない。
緊急事態宣言の解除から10日、この期間も
前の週の同じ曜日の新規感染者数を上回り
続けて、6月30日の新規感染者数は、5月
26日以来となる700人を超え、714人となった。
この日までの1週間では、感染者数が前の週を
120・3%上回っており、感染拡大傾向が顕著に。
6月30日に開かれた厚生労働省の専門家会合では、
減少傾向が続いてきた全国の新規感染者数が
横ばいから微増になったと分析。
新規感染者数が増加に転じているのが、6月
20日に緊急事態宣言が解除された東京都や
埼玉県などで、千葉県や神奈川県も横ばい
から微増となっていて、「感染の再拡大が
強く懸念される」とした。
特に東京都では、10万人あたりの直近1週間の
感染者数が感染状況が最も深刻な「ステージ
4」の目安となる、およそ25人となっていて、
10代から30代の感染が多く、緊急事態宣言の
解除後1週間で夜間の人出が18%増加し、
埼玉県、千葉県、神奈川県でも、酒類の提供が
可能になった夕方の人出が顕著に増加と指摘。
また、強い感染力を備えたインドで確認された
変異ウイルス「デルタ株」のクラスターが
発生しており、この変異ウイルスが占める
割合が東京都では3割程度になっている推定。
今後、置き換わりが進むため注視が必要とした。
専門家会合は、これまでの緊急事態宣言の
解除後にはすぐに人出が増加して感染の再
拡大が起きたほか、「デルタ株」の影響で
さらに早く拡大する可能性もあるため、特に
東京都の感染拡大が強く懸念されるとした。
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