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2021年7月20日火曜日

17年目に大量に羽化してくる周期ゼミ

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
シャクヤク



日本では梅雨が明けると日差しの強い本格的な

夏日の到来となり、待ってましたとばかり

にぎやかさが増すのがセミの鳴き声。

都市部にも進出し、北上を続けるクマゼミ。

関西では、最近はアブラゼミやニイニイゼミ、

更には初秋を感じさせるミンミンゼミや

ツクツクボウシもめっきり数を減らし、

クマゼミが勢力圏を拡大し、公害だとする声も。

近年は、温暖化と共に北関東から東北地方

でも、鳴き声が聞こえるようになった。

クマゼミどころではない、桁違いのセミの

発生で話題になるのが米国中西部と大西洋

沿岸部に出現する周期セミ。

全部で7種類存在するとされるセミで、今年

2021年は、17年周期で羽化して地表に出て

来る「ブルードX」と呼ばれるグループ。

周期ゼミの群れは発生する年ごとに[Brood

(ブルード)]と呼ばれており、今年のセミは

ブルードXは、ペンシルベニア州とバージニア

州北部、インディアナ州、テネシー州東部の

3エリアに生息している周期ゼミグループ。

通常のセミは毎年6月から8月にかけて羽化

するが、ブルードXの羽化は5月初めごろで

6月末ごろには生涯を終えるとされる。

羽化する数が数兆匹とも言われており、羽化

地域では地上を覆いつくすばかりの数に。

周期ゼミは、17年周期ゼミが12種、13年周期

ゼミが3種確認されているが、200年余に

1回は両グループの羽化が重なることになる。

このセミを捕食する動物もいるため、この

年は一生に一度のゴチソウの年ともなる。

研究者は、周期ゼミは捕食者から逃れるための

生存戦略として大量発生し、種を残してきたと

説明しているが、最近まで悪食のカラスが

クマゼミを食べているところを見たことがない。

日本に棲息するセミが備えている羽化周期は、

一般に7年とされているが4~5年までのようだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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